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目次
4.3節の手順において,Webから文例5文が収集できた接続表現は188件中172件で
あった.その172件の内訳を表5.1に示す.
表 5.1:
接続表現の内訳
|
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属性(i) |
|
|
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「反転」 |
「保持」 |
「不問」 |
(計) |
属性(ii) |
「特定」 |
7 |
5 |
41 |
53 |
|
「不特定」 |
1 |
3 |
115 |
119 |
|
(計) |
8 |
8 |
156 |
172 |
172件の接続表現のうち,情緒推定に利用可能と思われるものは,「反転」,「保
持」,「特定」のいずれかにあてはまる57件(33%)であった.
また,「特定」の内訳を表5.2に示す.なお,「従属節・正の情緒」,「従属節・
負の情緒」,「主節・正の情緒」,「主節・負の情緒」の合計と接続表現合計が
一致しないのは,ひとつの接続表現が同時に二つの性質を満たす場合があるから
である.
表 5.2:
「特定」の内訳
節・情緒の正負 |
件数 |
従属節・正の情緒 |
17 |
従属節・負の情緒 |
9 |
主節・正の情緒 |
17 |
主節・負の情緒 |
21 |
接続表現合計 |
53 |
次に,それぞれに分類された接続表現と,その中の一つについて実際にWebから
収集した5件の文例を示す.
なお,「不問・特定」は,表5.2のように場合分けして示している.
Subsections
平成20年6月3日