お互い好きだけれど別れました。【好ましい→悲しみ,反転】
たくさんの人が発熱を生じるけれど、40度を越える人もいれば、 単なる風邪みたいな症状で済んでしまう人もいる。【情緒なし →情緒なし,不問】
今更思い出したけれど、順也を一人で悩ませておくととんでもない 方向に暴走する癖がある。 【情緒なし→恐れ,不問】
薄々気づいていたけれど、やはり認めたくなかった。 【情緒なし→嫌だ,不問】
接続表現「けれど」の事例では,「反転」が1件,「保持」が1件,「不問」が 3件なので属性(i)は「不問」となる.また,従属節における「正の情緒」が1件, 「負の情緒」が1件,主節における「正の情緒」が0件,「負の情緒」が4件であ る.主節における「負の情緒」が 4件であるので「特定」となる.以上から接続 表現「けれど」は「不問・特定」の接続表現といえる.