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原因1

久保田らは文献[4]において,階層型統計翻訳の特徴の一つは,主語と動詞の適切な出力を示している.階層型統計翻訳は,文の構造を学習し翻訳を行う.よって,主語と動詞を適切に出力する傾向がある.
しかし,表8.3と表8.7に示す人手評価結果は,主語補完が翻訳精度を改善する文の存在を示した.よって,提案手法における選択方法を改善することで,階層型統計翻訳において提案手法は有効になる可能性があると考える.



平成25年2月13日