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研究の背景

パターン翻訳において,現在,単文と,重文・複文についてパターン辞書が構 築されている.単文についてのパターン翻訳は,多段翻訳方式に基づき,日本 語語彙大系[3]にて構築した結合価文法に従って翻訳を行っている. 結合価パターンに記述された名詞変数$N$の局所翻訳は,[4]にて有 効性があることが分かっている.重文・複文については,等価的類推思考の原 理により,最近,[1]にて重文・複文の文型パターン(以下,文型 パターンと称す)が構築された.しかし,文型パターンに記述された変数の局 所翻訳の可能性は,まだ示されていない.



Subsections

平成17年4月14日