出力文16328文から無作為に抽出した100文に対して人手評価を行った.人手 評価は,提案手法とベースラインとの対比較評価である.評価方法は,同じ100文6人がそれぞれ評価し,集計を取った.結果を表6.2.1に示す.また,評価の説明を以下に示す.
提案手法とベースラインを比較した際,対訳句追加時の出力文の方が入力文の意味に近い.
提案手法とベースラインの比較した際,ベースラインの出力文の方が入力文の意味に近い.
提案手法とベースラインを比較した際,両手法の出力文の評価には差がなく,両出力文が不一致である.
提案手法とベースラインを比較した際,両手法の出力文がほぼ同じである.
表6.2.1より,提案手法とベースラインを比較して提案手法の方が翻訳精度が 高いことが確認できる.