対訳句を自動で作成する手法として,対訳文とその対訳文から自動で作成した対訳文パターンを用いる手法がある. 具体的には,まず,GIZA++[16]を用いて,対訳単語を作成する. 次に,その対訳単語と対訳文を用いて対訳文パターンを作成する. そして,対訳文と対訳パターンを用いて対訳句を作成する.
以下,自動対訳句の作成過程における各手順について記述する. startsectionparagraph4@1.0plus.5minus.2.1plus.3 対訳単語の作成 GIZA++を用いて対訳単語を作成する. 対訳単語作成の手順を以下に, 例を図4に示す.
startsectionparagraph4@1.0plus.5minus.2.1plus.3 対訳文パターンの作成 対訳単語と対訳文を用いて対訳文パターンを作成する. 対訳文パターンの作成の手順を以下に,例を図5に示す.
なお,変数が連続しない対訳文パターンのみを本研究で用いる対訳文パターンとする.
startsectionparagraph4@1.0plus.5minus.2.1plus.3 対訳句の作成 対訳文と対訳文パターンを用いて対訳句を作成する. 対訳句の作成の手順を以下に,例を図6に示す.