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時間副詞による時間関係の詳細化例
すでに述べたように,時間副詞には時間関係を詳細化する役割がある.表
2,3で求めた時間関係を,表
6で指定した拘束条件を用いて詳細化する方法を説明する.
以下に例を示す.
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(19) |
の時間関係は,状態動詞のル形より表
2,3から
S=R=E
となる.ここで時間副詞「明日」を用いると,表6より,拘束条
件は「S→R」であるから,詳細化された時間関係は次の通りになる.
S→R=E
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(20) |
例文20の時間関係は,外的動作動詞のテイル形から
S=R=E(P)
となる.時間副詞「昨日から」は,基準時とのテンスが「以前」,時間区間は
「開始時」となり,拘束条件は表6から「E→R」となる.よっ
て,時間関係は,次のように詳細化される.
E(P)→R=S
2002-03-07