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変換知識の適用に複数の組み合わせが考えられる入力文があった場合,意味距離が最小となる組み合わせを最終的な出力文とした.
古瀬らの利用する意味距離計算では,類語辞典に準拠したシソーラスを利用する.シソーラスの概念階層の意味概念間の位置関係によって,入力文の単語14#14と対訳文の単語43#43の間の意味距離44#44を計算する.つまり,意味距離はシソーラスの与え方によって変化する.また,意味距離の値域は0から1までであり,0に近いほど両者は類似している.
以上は単語における意味距離の計算法を示した.次に訳し分けの鍵となる入力文の表現と対訳文の表現のいみ距離の計算法を示す.入力文の表現を45#45,対訳文の表現を30#30とする.46#46は45#45と30#30を構成する単語の意味距離をもとに算出される.
47#47 |
5#5 |
48#48 |
(8) |
49#49 |
5#5 |
50#50 |
(9) |
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(10) |
51#51 |
5#5 |
52#52 |
(11) |
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5#5 |
53#53 |
(12) |
54#54は翻訳における55#55番目の要素の重みを表し,値域を0から1までとする.
Hiroto Yasuba
2019-05-08