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分析4:「に・を」使い分け
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素性の頻度分析によるルールの獲得
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分析2:「に・へ」での使い分け
目次
分析3:「に・で」使い分け
分析の結果,「に」および「で」の使い分けに,助詞の直後の単語,述部
における最初の自立語が関係することがわかった. 有効な素性の例を表
6.12
に示す. 以下に表
6.12
の素性を含む例文を示す.
助詞の直後の単語「対する」
犯罪者に
対して
「ムチ打ち」の刑を導入する法案が四日までに米ミシシッピ州議会に提出された。
述部
における最初の自立語「行われる」
ルワンダからの報道によると、交換は各州中心都市の銀行で三日と四日に
行われ
、それ以降旧紙幣は無価値となる。
この他にも,推定する助詞の直後の単語に「つく・なる・よる」が出現する場合「に」が使われやすく, 同一文中に格助詞「に」が存在する場合,推定する助詞の直前の単語に「中」が出現する場合「で」が使われやすい等のルールも獲得できた.
「に・で」での素性分析
表:
「に・で」での素性分析
分類先
素性
確率
頻度
に
対象の助詞の直後の単語が「対する」
1.000
52
で
述部
の最初の自立語が「行われる」
0.903
62
平成25年2月12日