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分析3:「に・で」使い分け
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素性の頻度分析によるルールの獲得
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分析1:「は・が」使い分け
目次
分析2:「に・へ」での使い分け
分析の結果,「に」および「へ」の使い分けに,述部
における最初の自立語が関係することがわかった. 有効な素性の例を表
6.11
に示す. 以下に表
6.11
の素性を含む例文を示す.
述部
における最初の自立語「つく」
生命保険に
ついて
思うこと
述部
における最初の自立語「行く」
東京・二子玉川園の「ナムコ・ワンダーエッグ」へ
行って
みた。
また,この他にも,推定する助詞の直前の単語に「こと」が出現する場合,直後に「よる」が出現する場合に「に」が使われやすく, 同一文中に格助詞「から」が存在する場合,推定する助詞の直前の単語に「そこ・ところ・外」が出現する場合,「へ」が使われやすい等のルールも獲得できた.
「に・へ」での素性分析
表:
「に・へ」での素性分析
分類先
素性
確率
頻度
に
述部
の最初の自立語「つく」
1.000
189
へ
述部
の最初の自立語「行く」
0.948
466
平成25年2月12日