安田ら[13]は,中国の大学で学ぶ日本語学習者とタイの 大学で学ぶ日本語学習者に対し助詞を選択させるアンケートを行った. この結果から,「に・で」の選択において,「に」を過剰使用している傾向があることがわかった. このことから,「に」の適切な使用を促せるシステムが必要であると言える. 若生ら[14]は,韓国人日本語学習者を対象にアンケートを行い ,その結果を分析している. その中で,「で・に」の意味について次のように述べている.