未知語の消失によってベースラインより訳質が向上した場合

表7.2においての，``未知語の消失''の例を表7.8に示す．

表: ``未知語の消失''の例

入力文	急い で 朝食 を 飲みこん だ 。
正解文	I gulped down a quick breakfast .
ベースライン	He hurried 飲みこん breakfast .
提案手法	I swallowed up the breakfast .

表7.8の例では，ベースラインは`` 飲みこん''に対するフレーズテーブルが存在しなかったのに対し，提案手法は``飲みこん だ ||| swallowed up''が用いられた．

ベースラインにない句対応の正しいフレーズテーブルが作成され，それを用いて翻訳したため，翻訳品質が向上した．