寺村の考察[3]を受け,庭は,格助詞「ガ,ニ,ヲ」を中心に,能動態 から受動態への変形規則を述べた[4].[4]は受動態を,「直接 受身」と「の受身」と「間接受身」の3つに分類し,能動文と受動 文の対応を規則的に述べている.以下に解説する.