動詞の対象が「を」で示されるような動詞での受身である. 受身形での動作の主体は通常「に」で表される.
aにおける「を」が「に」となっている場合について,動詞は 通常,自動詞とされるが,直接的な対象を取るものはそのまま直接 の受身となる.
補語が「に・を」の型で,対象の「に」が受身文において「が」と なる.このパターンでは受身での「に」の代わりとして,「 から」も用いることができる.能動文の「に」が「到達点」のよう な意味合いを持っており,に対する「出発点」としての「か ら」となる.
能動文における「」の「」が,受身文の「」に変 化するものである.「」が変化しないため,「が」が分か りにくくなるのを避 け,「に」ではなく「から」になる.口語表現では「か ら」「に」が省略されることが多い.
能動文の「」の補語をとる動詞となっているものである.また,
が省略される場合もある
例) 太郎が花子と絶交する→花子が太郎に絶交される