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目次
を観測(出力)系列とする.具体的には,スペク
トルやケプストラムの時系
列である.このとき,各HMMモデルによって
が
生起する確率(尤度)
はHMMによって
表現される単語や音素に対応)を求め,最大確率(最大尤度)を与えるモデルを選
んで,これを認識結果とする[6].
図3にHMMを用いた単語音声認識の方法を示す.
尤度は,
を状態遷移行列(ただし
とすれば,式(20)と示される.
![$\displaystyle P(y|M) = \sum_{i_0, i_1, …, i_T}P(y|q, M)・P(q|M)$](img80.png) |
(20) |
そして一般的に
の値は, トレリスアルゴリズムで求め
られる.
forward変数
を定義し, 符号ベクトル
を出力して状態
に
ある確率とすれば,
とおいて, 式(21)を得る.
![$\displaystyle α(i, t) = \sum_{j}α(j, t-1)・α_{ji}・b_{ji}(y_t)(t-1, 2, ・・・, T)・π_i(t=0)$](img86.png) |
(21) |
式(21)を計算し, 最後に式(22)を求めれば良い.
![$\displaystyle P(y|M) = \sum_{i,q \in F}α(i,T)$](img87.png) |
(22) |
Subsections
平成24年3月20日