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適合頻度1の文型パターン

本研究では,適合頻度0の文型パターンを,使われる可能性が少ないとして削除した. しかし,適合頻度1の文型パターンも使われる可能性が少ないと言える. そこで,適合頻度1の文型パターンが唯一適合している入力文が, 適合する文型パターン数を調査した. その結果を表10に示す.


表 10: 適合頻度1のパターンが適合した文が,適合するパターン数の分布
適合パターン数 パターン数/割合
1件 134 1.50%
2件以上10件未満 4,837 54.32%
10件以上100件未満 3,219 36.15%
100件以上1,000件未満 708 7.95%
1,000件以上10,000件未満 7 0.08%
8,905 -

結果より,適合パターン数が1件の入力文に適合する,適合頻度1の文型パターンは134件と少ないことが分かる. つまり,この134件以外は,削除しても再現率が低下しない可能性があると考えられる.

以下に,適合頻度1の文型パターン,その文型パターンが適合する入力文および,文型パターンを用いた翻訳結果を示す.


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平成19年3月1日