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適合頻度0の文型パターン

適合頻度0の文型パターンを削除した影響を考察するために, オリジナルの文型パターン辞書(D0)と 適合頻度0の文型パターンを削除した辞書(D1)の翻訳評価結果を比較する.

クロスバリデーションテスト(表8)では 評価結果は変化していない. これは,適合頻度0の文型パターンは,クロスバリデーションテストにおいては 全く利用されないためである. しかし,オープンテスト(表9)においては, $R1$$P1$$P2$の全てがわずかに低下した.

ところが,提案手法の手順2で追加した文型パターン数は73件と, 適合頻度0の文型パターン数(97,436件)に比べてかなり少ない. したがって,適合頻度0の文型パターンの削除によって, 文型パターン辞書に与える影響はかなり小さいと言える.



平成19年3月1日