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要素挿入記号の書き換え

3.1.2節,「要素挿入記号」の使用例で述べたように,訳出の際に英語 側のある要素の中に副詞等の別の要素を挿入する必要がある.しかし,機械的 に挿入作業を行うのは困難である.そこで,機械的に処理できるように要素挿 入記号の展開を行う.展開のための変換規則は,56個作成できた.作成した変 換規則の例を表14に示す.

表 14: 作成した変換規則の例
要素挿入記号 変換規則
$V1$^$ed$.^$passive${#2[*3]}1 @be^$present$ #2[*3] $V1$^$ed$
$V1$^$prp$^$passive${*2} @have^$present$ *2 been $V1$^$ed$
$V1$^$psp${*2} had *2 been $V1$^$ed$
$V1$^$past$^$prog${*2} @be^$past$ *2 $V1$^$ing$
should $V1$^$ed$.^$passive${*2} should *2 be $V1$^$ed$



平成19年3月16日