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日本語語彙体系

「内と外の関係」を計算機で判断するにあたって、本手法では、日本語語彙体 系[2]を用いて格関係の有無を判断する。池原らによって作成された日本 語語彙体系は「意味体系」「単語体系」「構文体系」により構成されている。 本研究ではその中で「意味体系」と「構文体系」を用いる。「意味体系」の中 で名詞はその意味属性ごとに2710種類、12段の木構造に分類されており、上位 の属性は下位の属性を内含するという性質を持つ(図2参照)。また、「構文体系」 は用言の文型を結合価パターンにまとめている。



  
Figure 2: 一般意味属性体系(上位属性)
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2001-10-01