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結合価パターンと格


「構文体系」において、結合価パターン(図3参照)として登録されている格関係 は『必須格』とされ、動詞にとって必須な格関係である。また、登録されてい ない格関係は『任意格』とされる。これは、「時」「場」などのようになくて もよいものであるが格とみなすことができる。従って、日本語語彙体系の「構 文体系」に登録されている結合価パターンを用いることで格関係の有無を決定 できる。



 
Figure 3: 「必須格」と「任意格」
\includegraphics[scale=0.9]{/home/fujimoto/kenkyu/genkou/taikai/kaku1.ps}





2001-10-01