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はじめに

我々は,音声で商品を検索しその結果(画面などに示される)の中から選択す るという一連の手順を繰り返す商品注文対話タスクを設定し,音声対話シス テムの構築を目指している.

本研究はシステムにおけるユーザ発話理解性能の向上を目的とし,本稿では次 発話を文で確率的に予測し認識する手法の提案として,以下の内容について述 べる(図1).

$\bullet$ インストラクションによる発話の制約手法(3.1節)

$\bullet$ 文モデルの作成方法(4.節)

$\bullet$ 意味表現bigramによる発話予測(5.節)

$\bullet$ 音声からの予測を利用した発話理解手法(6.節)

$\bullet$ 評価(7.節)



Jin'ichi Murakami 平成13年4月17日