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音声資料

実験には、単語音声 (ATR 5240 単語データ) を用いて疑似的な複 数話者による対話音声を作成する。話者は男性4名で、1発話(1 ブロック)につきランダムな単語を10個連接することとし、ブロッ クごとに話者間でランダムに連接して1セットの音声資料を作成す る。ただし、1セットにつき1話者の音声は10ブロックとする。し たがって話者が4人の時、1つの音声資料は40ブロックで構成され る。さらにこれを10 セット作成し、評価は、10 回の実験の平均値 で行なう。なお、各単語の前後の無音区間は無音スペクトルが話者 ごとに異なるため可能性があるため、削除した。音声資料の例を図 3に示す。


図 3: 疑似音声対話の例(男性4名、各話者10単語の発声)
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\fbox{\epsfile{file=PS/seq.ps,width=8cm}} \end{center}\end{figure}




Jin'ichi Murakami 平成13年10月4日