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パターン任意要素の指定

日英対訳文型パターンを見比べ,下記の線形要素を「パターン任意要素」として指定する.

(i)
単独の動詞,形容詞,形容動詞の連体形と連体詞
(ii)
単独の動詞,形容詞,形容動詞の連用形
(iii)
英語に訳出されるその他の線形要素
(iv)
英語に訳出されない要素

但し,英語文形パターンでこの要素が指定されたときは,対応する日本語文型パターンに同一の番号を持つパターン任意要素が指定されていなければならない.

<例>
下例では、下線部分がパターン任意要素である。文型パターンでは、日英の対応関係が分かるよう番号(#n)をつけて表示される。

彼は社会の福祉に貢献した功を認められた。

→ $N1$は/#2[社会の]$N3$に/$V4.kako$/功を認められた。

He won public recognition for having contributed to public welfare.

→ $N1$ won public recognition for $V4.pft$ to #2[public]$N3$.



平成16年8月30日