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述部語尾表現の関数化

動詞,形容詞,形容動詞に接続する助動詞および助動詞と助詞の連鎖表現(連語)を「形式指定関数」を用いて書き換える.書き換える際の注意点は以下の通りである.

(i)
この段階では,線形な時制,相,様相の情報の任意化は行わない.
(ii)
従って,日本語側,英語側の文型パターンにおいて,これらの情報は,「形式指定関数」を使用するが,それがないときは,関数を新設するか字面関数を使用する.

なお,対応する英語文型パターンの箇所で必ずしも日本語文型パターンで使用した関数を使用する必要はない.使用する関数の種類は英語側で独自に決定する.

<例>
買う。→$V$。 買った。→ $V.kako$。 浴びている。→ $V.teiru.kako$

忘れられない。→  $V.rareru.hitei$。  

開けておいて下さい。→  $V.teoku.tekudasai$

元気になったようだ。 →  $AJV.joutaihenka.kako.suitei$



平成16年8月30日