時刻の時に
という観測系列を出力して、状
態にいる確率を次のように定義する。
(2.9) |
このアルゴリズムでは、直前のフレームにおける確率 から を求めている。
図 2.2 は、 前記の図 2.1 のHMMがラベル系列を出力する例に適応した例である。 このように出力ラベル系列が対応する時間経過を横軸にして、各状態を縦 に並べて状態遷移を示した図で考えると理解しやすい。 はトレリス上の左上(初期状態) から右下(最終状態)に向かって順次求まる。 この方法での計算量はO()である。
また、 となる。