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Forward-Backward アルゴリズム
HMM
が観測系列
を生成す
る尤度
を求めるには、まず長さの全ての状
態系列に対して、確率の計算を行なうことが考えられる。
可能な状態系列
がを生成する確率を次のように定義する。
|
(2.5) |
各観測は、確率的に独立とみなして、
|
(2.6) |
一方、状態系列の生成確率は次のようになる。
したがって、観測系列のモデルにおける生成確率(尤
度)は、
この方法による計算量はO()になり、実質的に計算不可能で
ある。計算量を削減した実用的なアルゴリズムとして
forward-backward アルゴリズムがある。
Jin'ichi Murakami
平成13年1月5日