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本章では,コーパスなどから得られた事例を対象に,構造規則を発見し汎化する
ための考え方について述べる.その方法は,表現構造が文法属性によって定義さ
れた構造規則(簡単のため,「文法属性規則」と言う)と意味属性によって定義
された構造規則(同様,「意味属性規則」と言う)のいずれの場合も同様である
が,前者は,従来から検討されており,人手による標本分析で比較的容易に作成
できるので,以下では,後者の場合を中心に述べる .
Subsections
Jin'ichi Murakami
平成13年1月17日