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以下では,コーパスなどの原文から抽出した表現の文字列とそれに対する解釈
(クラス)からなるペアを「標本」,その集合を「標本集合」と呼びで表す.
また,標本を式(1)の形式の書き換えたものを「事例」,その集合を「事例集合」
と呼び,で表す.
例として,「」の形の名詞句に対する係り受け規則の場合の例を以下
に示す.
ここで,集合の中のすべての変数の値(字面)を対応する意味属性で置き換え
て得られた事例集合をとする.上記の名詞句の事例では,
の要素として,
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(4) |
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が得られる.以下では,簡単のため,これを,
または,
のように記す.
Jin'ichi Murakami
平成13年1月17日