表5.1の変換テーブルを表5.3のコーパスを利用して英語選択を行なう例を考える. A である「サッカー」の前後の単語は表5.2の日本語文 (1)より「は」・「を」である. C である「野球」の前後の単語は日本語文 (2)より「は」・「を」である. よって, 日本語選択では表5.1の変換テーブルは A と C の前後の単語が合致することにより削除されない.
よって, 日本語文の句の前後に助詞が存在することが日本語選択において最も多く変換テーブル数が残った原因である.