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目次
英語においては, 動詞が三単元や過去形のような活用の変化によりスペルが変化する.
また, 名詞は単数形と複数形をとりスペルが変化する.
表5.1の変換テーブルを表5.2の英語コーパス文を利用して英語選択を行なう例を考える.
表:
英語コーパス文の例
英語文 (1) |
I play soccer . |
英語文 (2) |
He plays baseball . |
B である「soccer」の前後の単語は表5.2の英語文 (1)より「play」・「.」である.
D である「baseball」の前後の単語は英語文 (2)より「plays」・「.」である.
よって, 英語選択では表5.1の変換テーブルは B と D の前後の単語が合致しないことにより削除される.
従って, 英語選択においては, 単語の活用によりスペルが変化することで, 前後の単語が合致しない場合がある.
2020-03-11