出力文の決定に用いる計算式

本論では,出力文の決定の時に式(3.4)を用いた. しかし,この時に用いる式によって結果が変化する. 今回用いたパラメータは4種類あるので,それぞれのパラメータの使用または不使用の組み合わせだけでも16通りの計算式が考えられる. また,8.1節の問題を解決するならば,翻訳確率に重みを付与することも考えられる.今後の研究では,式(3.4)を用いた時以上の性能を得られる式を調査する.