model3

model1およびmodel2において,日単語と英単語の対応は1対1の場合のみを考慮していた. しかし,model3では,1つの単語が複数の単語に対応する場合や,単語の翻訳位置の距離についても考慮する. また,モデル3では単語の位置を絶対位置として考えている.モデル3では以下のパラメータを用いる. さらに,英単語に翻訳されない日本語の単語数をとして,そのような単語が発生する確率 を以下の式に表す.
    (24)

したがって,model3は以下の式によって表される.


(25)
   
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モデル3では,全ての単語対応を考慮して計算するため,計算量が膨大となる.そのため,期待値は近似によって求められる.


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