例1 | |
入力文 | この 種 の 仕事 を する に は 多く の 力 が 要る 。 |
参照文 | It takes a lot of energy to do this kind of work . |
ベースライン | The force of a lot of this sort of work . |
+人手作成 | It costs a lot of power to this sort of work . |
例2 | |
入力文 | こんな 大 家族 を 養う の は 大抵 の こと で は ない 。 |
参照文 | It is no easy task to support this large family . |
ベースライン | It is not in to support a family of such a large . |
+人手作成 | It is no easy task to provide for such a large family . |
例3 | |
入力文 | 私 に わから ない 点 が たくさん ある 。 |
参照文 | There are many points I can not understand . |
ベースライン | There are a lot of a dot I do not know how to me . |
+人手作成 | I have a lot of that you do not understand . |
表6.11の 例1は,ベースラインで動詞の欠落があるため, +人手作成○と判断した. 例2は,ベースラインは名詞の欠落があるため, +人手作成○と判断した. また,例3は,ベースラインで意味の通らない文になってしまっているため,+人手作成○と判断した.
英日翻訳において人手で作成した対訳パターンを追加する手法が良い例を表6.12に示す.
例1 | |
入力文 | If you have any questions , please feel free to get back to me . |
参照文 | 他 に 質問 が あれ ば いつ でも お尋ね ください 。 |
ベースライン | 何 か 質問 が あれ ば 、 私 を つけ て ください 。 |
+人手作成 | 何 か 質問 が あれ ば 、 私 に ご 連絡 ください 。 |
例2 | |
入力文 | I heard a hurried knocking at the door . |
参照文 | あわただしく 戸 を たたく 音 が 聞こえ た 。 |
ベースライン | 戸 を 叩い て 急い だ が 聞こえ た 。 |
+人手作成 | 私 は 急い で ドア を ノック する 音 が 聞こえ た 。 |
例3 | |
入力文 | A student should bear this fact in mind . |
参照文 | これ は 学生 の 心 掛 く べき こと だ 。 |
ベースライン | この 事実 を 負担 し て 学生 が あっ て の こと だろ う 。 |
+人手作成 | 学生 が この 事実 を 負担 し て 下さい 。 |
表6.12の 例1は,ベースラインは意味的におかしくなるため,+人手作成○と判断した. 例2は,ベースラインは名詞が欠落しているため,+人手作成○と判断した. また,例3は,ベースラインは自然な日本語になっていないため,+人手作成○と判断した.