対比較を行う例を表2.3に示す. 表2.3より,``手法A"と``手法B"を比較すると,正しい翻訳をしている文は``手法B"である. よって,この場合は評価者によって,表2.4の選択肢から``手法B○"が選択される. また,``手法A"と``手法B"の対比較評価を100文に対して行った場合の結果の例を表2.5に示す.表2.5では``手法B"が優れていると見て取ることができる.
また,人手評価は評価者によって評価に差が出てくる可能性がある. しかし,表2.3のように正解文を用意しておき,参照して対比較評価を行うことで,信頼性を高める.
例1 | |
入力文 | これ は 卒業 論文 です 。 |
正解文 | This is a graduation thesis. |
手法A | This is a student yearbook. |
手法B | This is a thesis of graduation. |