ある独立変数
に対して,ある事象が発生する(=1)もしくは発生しない(=0)ことを表す従属変数を
とすると独立変数
に対して発生する確率
と発生しない確率
はそれぞれ式(3.1),式(3.2)と表すことができる.
このとき,ロジスティック関数を用いて独立変数とある事象の発生の関係を記述するモデルとしてロジスティック回帰モデル(式(3.3))がある.
ここで,
は定数,
は独立変数
の回帰係数である.
式(3.3)はロジット変換により線形回帰モデル(式(3.4))に変換される.
式(3.4)により線形回帰モデルの枠組みでモデルの回帰係数を推定することが可能である. 本研究では統計ソフトR[10]を用いて,ロジスティック回帰分析を行う.