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RIBES
RIBES[
5
]は,参照文と出力文との間で,共通単語の出現順序を順位相関係数で評価を行う評価法である. 計算式を以下に示す.
(3.20)
(3.21)
(3.22)
(3.23)
ここで,
はスピアマンの順位相関係数であり,
はケンドールの順位相関係数である.
は共通単語が少ない場合のペナルティである.また
はペナルティに対する重みとして使用され,0≦
≦1の値である.
は文の単語数であり,
は参照文の
番目の単語と出力文の
番目の単語の語順の差分である.
は,以下の2つの単語列の共起数である.
出力文における,出力文のi番目の単語以降の単語列.
参照文における,出力文のi番目の単語以降の単語列.
は,以下の2つの単語列の共起数である.
出力文における,出力文のi番目の単語以降の単語列.
参照文における,出力文のi番目の単語以前の単語列.
RIBESは,単語の出現順を順位相関係数を用いて評価することで,文全体の語順に着目することができる. なお,RIBESは0から1のスコアを出力し,スコアが大きい方が良い評価である.具体的な計算例を次のページに示す.
[
c]例 日本語文:雨 に 濡れた ため , 彼 は 風邪 を 引い た 。
参照文:He caught a cold because he got soaked in the rain .
出力文:He got soaked in the rain because he caught a cold .
計算方法
(3.24)
(3.25)
(3.26)
(3.27)
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平成25年2月12日