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目次
翻訳モデルの代表例としてIBM翻訳モデルがある.
IBM翻訳モデルは,Model1からModel5までの5つから構成され,計算が順に複雑となる.
IBM翻訳モデルは,仏英翻訳を想定している.よって,本章では,仏英翻訳を前提に説明を行う.
IBM翻訳モデルでは,フランス語文16#16と英語文6#6の翻訳モデル17#17を計算するために,
アライメント18#18を用いて,以下の式を考える.
IBMモデルでは,英単語は1:nの対応を持ち,フランス単語は1:1の対応を持つと仮定する.
なお,フランス単語に適切な対応関係を持つ英単語が存在しないときは,
フランス語と英語文の先頭の特殊文字21#21を対応させる.
平成24年3月13日