次へ: 翻訳精度とカバー率の問題
上へ: 考察
戻る: 翻訳精度の問題
目次
本研究では,句に基づく文パターンの選択数を1,000文として,英日翻訳を行った.結果,英語入力文100文から24文の日本語翻訳文を得た.(以降,24文の日本語翻訳文は``24文(文パターン選択数:1,000)''と呼ぶ.) また,追加実験として,句に基づく文パターンの選択数を10,000文として,英日翻訳を行った.結果,英語入力文100文から,50文の日本語翻訳文を得た.(以降,50文の日本語翻訳文は``50文(文パターン選択数:10,000)''と呼ぶ.) よって,文パターンの選択数を増加することで,カバー率の向上が認められた.しかし,50文(文パターン選択数:10,000)の日本語翻訳文に対して翻訳精度の調査を行ったところ,提案手法の有効性は認められなかった.
平成26年3月13日