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目次
本研究では,文パターンの自動作成とtri-gramによる翻訳候補の絞込みを組み合わせた手法から,翻訳文を生成した.自動評価の結果,パターン翻訳とtri-gramを組み合わせることにより,条件付きながら,単文においてBLEU値で2.3%,NIST値で0.2の翻訳精度の向上が認められた.また,重文・複文においても,BLEU値で3.2%,NIST値で0.3の翻訳精度の向上が認められた.よって,提案手法は有効であるといえる.tri-gramの学習データはモノリンガルであるため,今後は学習データに新聞記事コーパスを与え翻訳結果への影響を調査する.
Subsections
eki takashi
平成24年3月13日