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目次
階層型統計翻訳とは,句に基づく統計翻訳と同様の翻訳する言語と目的言語の対訳文を大量に収集した対訳データ
を用いて,自動的に翻訳規則を獲得し翻訳を行う,機械翻訳手法の1つである.
階層型統計翻訳の特徴として,翻訳モデルにルールテーブルを用いる.また,デコーディングの際には木構造を用いる.
以下に,階層型統計翻訳の例を示す.
階層型統計翻訳は,日本語文Jが与えられたとき,全ての組み合わせから確率が最大となる英語文Eを探索し翻訳を行う.
翻訳モデルは
1#1
,言語モデルは2#2
である.図2.2に階層型統計翻訳の手順を示す.
3#3
4#4
5#5
6#6
7#7
- 手順1:日英対訳学習文より翻訳モデルを学習
- 手順2:日英対訳学習文の英語文より言語モデルを学習
- 手順3:手順1,2で学習した翻訳モデルと言語モデルを用いて翻訳を行う.
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平成24年3月22日