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有用な素性の内訳

有用な素性の数の内訳を表6.6,表6.8,表6.7,表6.9に示す. 表の素性群は,述部$V$に関係する素性群「述部$V$」(素性番号1〜5),体言の文節$N$に関係する素性群「体言の文節$N$」(素性番号6〜10),共起単語に関する素性群「共起」(素性番号11,12),述部$V$の係り先に関する素性群「係り先」(素性番号13〜17),述部$V$に係るN以外の体言の文節に関係する素性群「N以外体言」(素性番号18〜23), 品詞に関する素性群「品詞」(素性番号3,8,15,20),分類語彙表に関する素性群「分類」(素性番号4,9,12,16,21),推定する助詞の直前直後に出現する素性群「直」(素性番号24,25)である. 出現数は獲得した有用な素性の数であり,比率はその分類において獲得された有用な素性の総数で出現数を割ったものである. なお,定義した各素性群は重複しているものもあるため,比率の合計は1にならず,出現数の合計は獲得した教師に必ずしも一致しない.
  • 獲得した「は・が」のルールの割合
  • 獲得した「に・へ」のルールの割合
  • 表: 獲得した「は・が」のルールの割合

    分類先 素性群 比率 出現数
    述部$V$ 0.112 10
    述部$V$ 0.089 8
    0.033 3
    0.067 6
    共起 0.022 2
    係り先 0.303 27
    体言の文節$N$ 0.067 6
    体言の文節$N$ 0.033 3
    N以外体言 0.224 20
    N以外体言 0.033 3
    品詞 0.056 5
    品詞 0.022 2
    分類 0.280 25
    分類 0.348 31
    表: 獲得した「に・へ」のルールの割合

    分類先 素性群 比率 出現数
    述部$V$ 0.142 27
    述部$V$ 0.205 39
    0.036 7
    0.073 14
    共起 0.047 9
    共起 0.084 16
    体言の文節$N$ 0.105 20
    体言の文節$N$ 0.268 51
    N以外体言 0.036 7
    品詞 0.015 3
    品詞 0.015 3
    分類 0.178 34
    分類 0.336 64
     


  • 獲得した「に・で」のルールの割合
  • 獲得した「に・を」のルールの割合
  • 表: 獲得した「に・で」のルールの割合

    分類先 素性群 比率 出現数
    述部$V$ 0.338 21
    述部$V$ 0.193 12
    0.080 5
    0.032 2
    体言の文節$N$ 0.032 2
    体言の文節$N$ 0.129 8
    N以外体言 0.193 12
    品詞 0.016 1
    分類 0.306 19
    分類 0.387 24

    表: 獲得した「に・を」のルールの割合

    分類先 素性群 比率 出現数
    述部$V$ 0.207 39
    述部$V$ 0.319 60
    0.047 9
    0.047 9
    共起 0.005 1
    共起 0.021 4
    体言の文節$N$ 0.047 9
    体言の文節$N$ 0.069 13
    N以外体言 0.085 16
    N以外体言 0.148 28
    品詞 0.005 1
    品詞 0.005 1
    分類 0.250 47
    分類 0.430 81

     


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    平成25年2月12日