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先行研究手法:3

対象の助詞の直前,直後に出現する品詞を利用し,$X$に入る助詞はどちらであるか を推定する. 具体的には, 現在解いている箇所の直前の単語の品詞を$A$とし, 直後の単語の品詞を$B$とするとき, 学習データにおいて$A$$B$に挟まれる個所により高い頻度で出現する助詞を 求め、それを現在解いている箇所の助詞とする. 例えば,「は・が」の分類において,$X$の直前に名詞が出現しており,$X$の直後に動詞が出現している状況で, 学習データにおいて直前に名詞が出現し直後に動詞が出現する場合に 「は」になる確率が「が」になる確率よりも大きいのであれば, $X$に入る助詞は「は」であると推定する.



平成25年2月12日