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2)考察

8.1より,パラメータチューニングを行わない句ベース統計翻訳において,提案手法は有効ではないと考えられる.パラメータチューニングは,ディベロップメントデータを試し翻訳することで,翻訳モデルや言語モデルなどの確率の重みをチューニングする手法である.つまり,パラメータチューニングによって,翻訳確率の信頼性が向上すると考えられる.よって,パラメータチューニングを行わない実験では,パラメータチューニングを行った実験と比較し,翻訳確率の信頼性が低いと考えられる.その結果,提案手法は,翻訳精度が高い出力文を選出できなかったと考えている.



平成25年2月13日