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パラメータチューニングは,デコーダで用いるパラメータを最適化し,評価関数(一般的にはBLEU)を最大にする翻訳結果が選ばれるように,パラメータ調整を行うことである.パラメータチューニングには,Minimum Error Rate Training(MERT)[4]という手法を用いる.パラメータチューニングを行う際,ディベロップメントデータと呼ばれる,試し翻訳を行うデータを与え,各文に対して上位100個程度の翻訳候補を出力し,よりよい翻訳候補が上位にくるようにパラメータを調整する.
しかし,パラメータチューニングは,ディベロップメントデータに依存してしまう.また,パラメータチューニングの初期値に乱数を用いている.そのため,パラメータチューニングを行った場合,チューニングごとに値が異なるため,比較が困難である.
平成23年4月12日