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目次
モノリンガルコーパスの翻訳を,ルールベースを用いて翻訳を行う実験``ルールベース併用"を行った.
本手法の統計翻訳システムと,全く別のシステムであるルールベール翻訳システムを用いることで,翻訳精度
の向上するのではないかと考えた.
なお,ルールベース併用において,抽出文対は47,189であった.
表24に結果を示す.また,提案手法とルールベース併用それぞれの場合の未知語数を表25に示す.
表:
ルールベース併用
|
BLEU
|
NIST
|
METEOR
|
提案手法 |
0.1241
|
4.720
|
0.4999
|
ルールベース併用 |
0.1262
|
4.665
|
0.4950
|
表:
出力文中の未知語数
|
未知語数
|
提案手法 |
1520
|
ルールベース併用 |
1472
|
表24の結果より,ルールベース併用において,提案手法との違いは認められなかった.
また,表25より,未知語数の減少はわずかであった.
平成23年3月3日