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判断情報知識ベースの構築方法

以下の手順で判断情報知識ベースを構築する.
  1. 方向性を知りたい二つの格要素を指定する.なお,第一引数が一般的な 人である場合は$\phi$とし,省略できることとする.
  2. ブログデータより,1で指定した格要素が含まれている文を抽出する. 抽出の際,短すぎる文や長すぎる文を除くために,20byteから200byteの 文字数制限をかける.
  3. 抽出した文に対して,本辞書とのパターンマッチングを 行う.パターンにマッチした要素数が一番大きいパターンを適合パター ンとする.
  4. 適合パターンのレコードに,判断条件「目標実現」が付与され ている文を抽出する.
  5. 「目標実現」の引数に,1で指定した格要素が含まれている文を 抽出する.
  6. 5までの作業で抽出した文に対して,マッチしたレコードの情緒に同意でき るかの判定を手作業で行う.判定基準を以下に示す.
    (1)
    マッチしたレコードの情緒が明らかに成立していると同意できる 場合は$T$とカウントする.
    (2)
    マッチしたレコードの情緒が明らかに成立していない場合は$F$ とカウントする.
    (3)
    常識的に考えて,どちらとも言える場合は$T$$F$の両方をカウ ントする.
    (4)
    情緒を示す情報が不足している場合は$?$とカウントする.

6の判定結果を判断情報知識ベースへ蓄積する. 以下に手順3と手順4, 5で使用し たプログラムの実行結果を示す.



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平成21年3月19日