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学習データと異なる構造の文の翻訳

単文の翻訳に学習データとして重文複文コーパスを用いる.また,重文複文の翻訳には単文コーパスを用いる.結果を表10に示す.

表 10: 学習データと異なる構造の文の翻訳(学習,100,000文)
評価方法 単文の翻訳 重文複文の翻訳
BLEU 0.115 0.108
NIST 3.802 3.465
METEOR 0.328 0.313

表9と比較すると,重文複文の翻訳精度は 大きく向上し,学習データとして単文を用いることが有効であることがわかる.


平成20年3月25日