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連続母音の考慮

4.4.6節の実験では,連続母音を考慮した場合における音声品質を調査す る.本研究における連続母音の定義を以下に示す.

連続母音を考慮した場合におけるオピニオン評価実験の結果,言語クラスタリン グ法で作成した音声は3.6という値が得られ,ポーズを考慮した場合と比べて0.2 向上した.しかし,ルール11と14で選択されたクラスタ内の音節素片は,他のルー ルで選択されたクラスタ内の音節素片と比べて数が多く,音声品質に悪影響を及 ぼす可能性が高いと分かった.そこで,最終的な言語クラスタリング法における ルールは,4.4.2節の表8に示す初期ルールから, 4.2節の表7に示すルールに改善する.



平成21年3月6日