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予備実験の環境

4.4節の予備実験では,クラスタリングのルールとして表 8に示す初期ルールを用いる.また合成音声は,女性話者1名に 関して,言語クラスタリング法を用いて20単語作成する.音声の評価者は,音声 研究に関わった経験のある1 名とし,評価実験として,オピニオン評価実験を行 う.


表 8: クラスタリングの初期ルールによる言語情報の緩和
優先順位 内容
1 言語情報の緩和なし
2 モーラ数を緩和
3 モーラ位置を緩和
4 モーラ数,モーラ位置を緩和
5 後音素環境(子音)を緩和
6 モーラ数,モーラ位置,後音素環境(子音)を緩和
7 後音素環境を緩和
8 モーラ数,モーラ位置,後音素環境を緩和
9 前音素環境を緩和
10 モーラ数,モーラ位置,前音素環境を緩和
11 モーラ数,モーラ位置,前後音素環境を緩和
12 アクセント型を緩和
13 モーラ数,モーラ位置,アクセント型を緩和
14 モーラ数,モーラ位置,前後音素環境,アクセント型を緩和
15 アクセントの高低を緩和
16 モーラ数,モーラ位置,前後音素環境,アクセント型,
  アクセントの高低を緩和
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平成21年3月6日