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継続時間の考慮

4.4.5節の実験では,4.4.4節の手順5において,各音節の継続時間に 着目し,最も継続時間の長い音節素片を持つ音声を選択した場合の音声品質を調 査する.

継続時間を考慮した場合におけるオピニオン評価実験の結果,言語クラスタリング 法で作成した音声は3.4という値が得られ,ポーズを考慮した場合と同じ値になっ た.しかし作成した音声を聞くと,促音qを含む音声は,明ら かに音声品質が改善されていることが分かった.また連続母音を含む音声は,音 声品質が改善されている場合と劣化している場合の両方があった.



平成21年3月6日